2016/04/12
どうも。
2016年2月17日、国産ロケット「H2A」を使ってX線天文衛星が打ち上げられた。
これは宇宙空間のX線を観測して、宇宙の謎を解き明かそうというシロモノである。
このプロジェクトはJAXAとNASAに加え、三菱重工とかNECといった企業、各国の大学や研究機関まで参加する一大プロジェクトである。
で、そのX線天文衛星って結局なんなんだ!?
なのでちょっと調べてみた。
X線天文衛星…なんだそれ!?
名前からして、X線を使ってなんかする衛星なんだろうというあまりに貧困な発想しか浮かんでこない。
なんてこったw
それはつまりだな、
「X線を観測して宇宙の謎を解明しちゃおうぜ」的な衛星のことなのだ!!
バァーーン!!(笑)
この天文衛星の名前は「ASTORO―H(アストロH)」といって、宇宙空間を飛んでるX線を観測可能な衛星である。
プロレスラーみたいな名前だなw
なので日本的な名前をつけようってことになって、
「ひとみ」と命名。
あらかわいい。
ひとみちゃんは全長14メートル、質量2.7トンもある巨大な衛星は打ち上げ後、地球を周回しながら宇宙空間を観測する役割を担う。
今までに打ち上げたどの観測衛星よりも高機能な観測衛星で、今まで見えなかった暗い天体を観測できるようになると期待されている。
X線がどうしたって?
宇宙空間はまだまだ謎に包まれてて、わからんことだらけだ。
そんな宇宙の謎を解くためには、「X線」が重要なカギになる。
で、そのX線が何だって?
X線ってのはアレだ、レントゲン写真を撮るときに使われる放射線のこと。
<出典:encrypted-tbn3.gstatic.com>
宇宙にはいろんな放射線が飛び交ってるわけだけど、
実は宇宙の物質の8割はX線を使わないと観測できないのだ。
なんでわざわざ宇宙で観測せなアカンのか?
実はX線は地球に届くとき、そのほとんどが
大気に吸収されてしまって地表には届かないのである。
なので宇宙に観測機を打ち上げる必要があると。
宇宙の何がわかるんだ?
で、このアストロさんがX線を観測すると、宇宙の何がわかるって?
宇宙のX線は数百度〜数億度の超高温の天体から出る光線である。
X線を観測するってことは、
銀河と銀河が衝突したときとか、
超新星爆発が起きた時とかブラックホールとか、宇宙で繰り広げられる天体の動きを観測できるってことだ。
天体の動きだけじゃなくて、
どんな物質がどんな状態でそこに存在してるかまでわかるそうだ。
スゲー!!
目で見えないX線を観測することで、ダークマターとかダークエネルギーと銀河形成の関係性を知る手がかりにもなるとのこと。
つまり、このアストロHによって宇宙の構造とか進化といった謎を解き明かすヒントを得られるかもしれんわけだ。
う〜ん、よくわからんけど、それがスゴイことはわかるぞ!!
はい、以上っした。
なるほど、よくわからん!!
さすが宇宙だ、ちんぷんかんぷんだぜ!
何にせよ宇宙の謎の解明に一歩近づいたってことだな!
ぜひとも成功させていただきたいものである。