2016/04/12
どうも。
やれ銀河だの星雲だの星団だの、宇宙用語はいろいろあってよくわからんと。
アンドロメダ銀河とかアンドロメダ星雲とか言ってみたりね。
どっちやねん。
きっと使ってる本人も違いを知らずに使ってるに違いない。
てことで、銀河と星雲と星団は一体何が違うのかを調べてみましたよ!
銀河・星雲・星団の違い
いきなり結論から言うと、以下の通り。
銀河:星、チリ、ガスetcを含んだひとかたまりの天体。
星雲:チリとかガスが集まって雲みたいに見える天体(星は含まない)。
星団:恒星が集まってる天体(チリ、ガスは含まない)。
って感じ。
式にすると
「銀河 ⊃ 星雲・星団」
みたいな。
じゃあ順番に詳しく見ていこう。
銀河とは
英語で「Galaxy(ギャラクシー)」。
銀河ってのは、
星とか宇宙に漂ってるチリ・ガス、ダークマターっていうよくわからん物質がひとかたまりに集まってるもののことを指す。
地球とか太陽系が属してる天の川銀河とかね。
なので、星だけじゃなくてそれ意外の物質もまとめて銀河だと。
範囲は超広い。
天の川銀河でいえば端から端まで10万光年、全体の質量は太陽の1兆2600億倍だ。
銀河ハンパない。
星雲とは
英語で「Nebula(ネビュラ)」。
宇宙空間にある、まとまったチリとかガスとかのことを指す。
雲みたいに見えるってことでね。
ネビュラチェーン!!
なので星雲に星は含まれない。
昔は銀河も星雲もごっちゃにされてたんだけど、天の川銀河とは別の銀河がいくつもあることが判明してからは分けて使われるようになった。
星雲には以下のように、いくつも種類がある。
・暗黒星雲
・散光星雲
・輝線星雲
・超新星残骸
・惑星状星雲
暗黒星雲
星雲の後ろにある恒星とかの光に照らされて、影みたいに浮かび上がる星雲のこと。
ちょっと厨二っぽい名前がカッコイイ。
散光星雲
これは可視光で光ってる、つまり目で見える星雲のこと。
「目で見える」っていう意味では他の種類の星雲にも当てはまるんで、wikipwdia先生によると
「混乱を避けるためにこの用語は使用すべきではない」そうだw
マジすか先生。
輝線星雲
こちらはいろんな色を発する星雲のこと。
カラフルなやつね。
これには高い温度とエネルギーが必要なんで、この星雲のまわりには若い星が集まってることが多い。
超新星残骸
名前からも何となくわかる通り、超新星爆発を起こした星の残骸である。
次ページ、その衝撃波はマッハ◯◯!!