2016/04/12
どうも。
地球に一番近い惑星、金星。
明けの明星、宵の明星として夜空に輝く星だ。
地球の内側を公転する金星は、「地球と双子」と言われる。
双子っていうくらいなら、どんだけ似とるんじゃいと。
てことで、金星の環境とか構造とか、地球と比較してみました。
金星とはどんな星!?
金星は太陽から2番目に近い惑星で、地球に最も近い軌道を回っている。
「地球と金星は双子」と言われるけど、その実態はとんでもない地獄の世界だった…。
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
地球との比較
<大きさ>
地球の直径は12,742kmで、金星は12,104km。
ほとんどいっしょだ。
質量も地球の約80%で、けっこう近いと。
重力も地球の90%と、ほぼ同じ。
クリソツやん!
<構造>
金星も地球と同じように、地下にはマントルという高熱の溶岩層があり、さらにその深くには液体金属の核を持つ。
金星が誕生したのも地球と同じ46億年前、同じガスから作られたと考えられている。
なるへそ、だから双子か。
<気温・大気>
地球は温室効果ガスで温暖化じゃあ〜なんつって騒いでるけど、なんのなんの。
金星の表面気温は480℃にもなり、太陽にさらに近い水星よりも暑い。
鉛すら溶ける大地に、空には硫酸が混じる厚さ19kmもの雲。
その厚い雲によって太陽光は遮られる。
<出典:takashi1016.com>
ず〜〜〜ん…
それでもこんなに暑いのは、大気のほとんどは二酸化炭素で、超温室効果によって極限まで暖められたからに他ならない。
さらに気圧は地球の90倍もあり、900メートルの深海にいるのと同じ状態だ。
車もペシャンコ。
大気の上層部では、「スーパーローテーション」と呼ばれる秒速100メートルの暴風が吹き荒れている。
かつて金星に着陸を試みた探査機は酸で腐食し、風で破壊され、気圧で押しつぶされてことごとくぶっ壊されてきたw
もはや兄弟とは似ても似つかぬ様相をしておる。
<表面>
金星の大地の85%は固まった溶岩で覆われていて、見渡す限り岩。
地形は平地とか高地とかクレーターとかでデコボコしている。
標高11,000メートルになる山まである。
溶岩の塊だらけの地表は、かつては火山活動が盛んで溶岩がぼこぼこ吹き出す灼熱の大地だったことを物語っている。
でもまだ溶岩は地下で生きていて、いずれまた地表から溶岩が吹き出して大地を覆うのではないか、と予想されている。
高温で熱せられた大地はところどころ赤く光っていて、まさにこの世の地獄とはこのことか!
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