2016/04/12
どうも。
2016年、日本とヨーロッパ共同による水星探査機の打ち上げが行われる。
太陽に一番近い惑星、水星。
そこは一体どんな惑星なのか?
過去、水星に辿り着いた探査機はたったの2機。
その道のりは困難を極める。
未だ謎多き惑星へ人類は再び近づくことができるのか!?
っていうか、そもそも水星ってどんな星やねん!!
水星、謎多き惑星。
過去に2回しか探査機を接近させることができなかった水星。
探査機による2回分のデータでは水星の謎を解き明かすばかりか、むしろ謎が増えてしまったw
つうか、何で2回しか行ってないのか。
そう、水星に行くのは難しいのである。
水星探査計画
現在JAXA(宇宙航空研究開発機構)とESA(欧州宇宙機関)とが共同で進めているのが水星探査計画だ。
プロジェクト名「ベピ・コロンボ」といい、著名な天文学者ジュゼッペ・コロンボから名付けられた。
「ウチのカミさんがね?」の人ではない。
<出典:blogs.yahoo.co.jp>
この計画では2016年(予定)に探査機を2機打ち上げ、6年後の2022年に水星に辿り着く計算である。
そして1年間に渡り水星の調査を行う。
水星ってどんな惑星?
じゃあその水星ってのはどんな惑星なのか?
2回の探査では当然情報が少ない。火星なんか25回以上行ってるからね。
なので謎が多い惑星なのである。
水星は太陽系惑星で一番内側を回る星で、太陽に一番近い。
直径は4879kmで、太陽系惑星最小サイズだ。
<地表>
地表は隕石衝突のクレーターがたくさんあり、ぱっと見だと月に見えなくもない。
<出典:ja.wikibooks.org>
クレーターの他には溶岩が固まってできた大地があって、かつては火山活動が活発だったことを物語っている。
北極と南極にあるクレーターの中には、昼も夜も太陽の光が当たらない「永久影」が存在していて、そこには数千億トンもの氷がある。
<大気>
水星はサイズが小さいから、重力も小さい。
なので大気が宇宙空間へと流れ出てしまうんで、非常に薄い。
その成分は水素、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、酸素などなど。
大気が薄いもんだから、太陽からの放射線(太陽風)がモロに吹き付ける状態。
人は住めないね。。
<温度>
地表の温度は400℃にもなる。
さすが太陽に一番近い惑星。
あっついぜ!!
対して氷のある永久影ではマイナス200℃と、その差は大きい。
太陽に一番近いとは思えぬ…。
<内部>
水星の内部は、なぜか核がやけにデカイ。
地球は核の体積が全体の17%くらいなのに対して、水星は全体の42%が核である。
やけにデカイ。
そして核の外側には地球と同じくマントルがある。
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