2016/04/12
どうも。
冬の星座の代表格であるオリオン座。
冬に夜空を見上げりゃあ誰でも簡単に見つかるほど有名な星座である。
<出典:thepage.jp>
しかしそのオリオン座にある変化が起ころうとしている。
左上の赤く輝く星「ベテルギウス」が近い将来、
消滅してしまう可能性が高いというのだ。
そう、ベテルギウスはその一生を大爆発によって終えようとしていたのである…。
マジか、地球は大丈夫なのか、ソレ。
ベテルギウスが超新星爆発を起こす!?
ベテルギウスはオリオン座の中でもかなり明るい星で、おおいぬ座の「シリウス」とこいぬ座の「プロキオン」と合わせて
「冬の大三角」としても有名である。
<出典:chuplus.jp>
そんなまさに冬の空の風物詩的な不動ポジションを手に入れてるにも関わらず、ベテルギウスはその役目を終えようとしているのだ。
ベテルギウスは今、巨大な恒星の最後である超新星爆発を起こそうとしている。
1千万年という寿命が尽きる寸前らしい。
なんでも15年間で15%もサイズが収縮してたり、球型を保てなくなってきてて、
「超新星爆発の予兆じゃねーのか」
と注目の的になってる。
ちなみに爆発するとこーなるらしい↓
いつ爆発すんのか気になるとこだけど、正直わからん。
明日かもしれんし100年後かもしれん。
天文学的に考えたら、1日後も100年後もほとんど同じなのよね。
ただまあ「いつ爆発してもおかしくない」っていう状況にあることは間違いなさそうである。
超新星爆発って?地球への影響は?
超新星爆発ってのは大質量の恒星が死ぬときに起こす現象で、まあつまり超スゲー大爆発ってことである。
これが起こると、周囲に強烈なガンマ線が撒き散らされる。
「ガンマ線バースト」って呼ばれる現象である。
詳しいことはわからんけど、生命にとっては破滅的に強力な放射線が放たれる。
この放射線によって、
爆心地から半径5光年以内にある星に住む生命は絶滅、
25光年以内なら半数が死滅、
50光年以内で壊滅的な打撃を受けると。
ベテルギウスと地球は640光年離れてるんで、もし超新星爆発を起こしてもほとんど影響は無いだろうと考えられてる。
よかったね!!
ただあくまで予想なんで、実際はどうなるか起きてみないとわからんのがホントのところ。
ひょっとしたら、オゾン層が破壊されて放射線が地球に降り注ぐ…なんてことも起きるかもしれへんで。。
そーなったら地球は死の星や。
ていうかアレだな、640光年も離れてるってことは、今地球から見えてる光は640年前のもの。
なのでもしかしたらベテルギウスはとっくに爆発してて、光がまだ地球に届いてないだけかもしれん。
次ページ、ベテルギウスの大きさは?で、デカすぎる…
コメント
宇宙のことは好きだけど解りにくいのでつい敬遠しています。
でもここでの解説は超解りやすいです。
で、オリオン座は私が一番始めに(多分小学3年生)覚えた星座ですが一つ一つの星の名前などはすっと後になってからです(多分高1ごろ)。
その中で一番輝く星がもう寿命がきているなんて・・・
世紀の超天体ショーがはじまるまで生きていられるだろうか・・・
今年誕生日が来れば満80歳です・・・
by Naotsugu Takahasi 2017年3月6日 9:02 PM
Naotsugu Takahasiさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
わかりやすいと言っていただけて、感無量でございます。
そうですよね、宇宙系の話は面白いんですがいかんせん難しくて…。
ぜひ、ベテルギウスの最期をいっしょに拝ませていただきたいものです。
ありがとうございます!!
by soyat 2017年3月6日 11:30 PM