2016/04/12
どうも。
2015年7月、探査機ニューホライズンズが冥王星に到着して初めてその姿を間近で捉えることができて話題になった。
地球から遥か48億kmも離れた天体に、9年半もの歳月をかけてたどり着いたのである。
う〜んゴイスー。
その探査機が捉えた冥王星の姿ってのはどんなだったのか。
そして冥王星とはどんな星なのか!?
冥王星ってどんな星!?
冥王星は2006年までは惑星だったけど、惑星の定義が見直されてからは準惑星に降格されられた過去を持つ。
事実上の左遷である。
冥王星:「ちくしょう、転職だ!!」
海王星の外側には「太陽系外縁天体」っていうたくさんの天体があることがわかって、冥王星はその中の1つに過ぎないと。
そもそも冥王星は距離とか大気の問題があって、その姿は謎に包まれていた。
ハッブル宇宙望遠鏡を使っても詳細な姿が写せないもんで。
<出典:news.2chblog.jp>
モザイクやないかw
んで今回、探査機ニューホライズンズが辿り着いたことで今まで大して分かってなかった冥王星についての情報がいろいろ明らかになったわけだね。
見た目
ニューホライズンズが撮影した映像で初めてハッキリとした外観が明らかにされた。
冥王星は全体的に薄茶色をしてて、表面にはハートみたいな模様がある。
冥王星はこんな感じ↓
サイズ
直径は2,370kmで、月よりも小さい。
月よりも小さいんじゃなあ、なんか惑星って感じしないよね。
ただまあ準惑星って呼び名はいかがなものかw
大気
冥王星にはかなり薄いけど一応大気が存在する。
大気は窒素、メタン、一酸化炭素でできてて、地球の70万分の1くらいの気圧しかない。
でもこの大気のおかげで、冥王星は地球と同じ「青い空」をしてる可能性がある。
冥王星を写した写真で見ると、うっすらとした大気の環で覆われてて、それが太陽光が当たると青っぽく光るのだ。
<出典:www.gizmodo.jp>
48億kmも離れた天体で、青空が見えるなんてすごくね!?
表面
冥王星の表面は氷で覆われている。
寒いしね、そらそうだ。
特徴的なのが例のハート模様。
ここは幅1600kmほどあって、比較的新しい氷で覆われていると考えられている。
で、よく見ると表面にはウロコみたいな模様がついてるのがわかる。
これは氷河で、地球みたく動いてるんちゃうかと。
つまり、地球と同じような氷河の移動が起きてるんや。
さらに富士山クラスの高さの氷の山脈も見つかってる。
そしてなんと、地下から窒素とかアンモニア、メタンなんかの氷を吹き出す氷火山の存在も確認されたという。
冥王星はなかなかに活発に活動している天体だったのである。
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