2016/04/12
どうも。
昔は冥王星は惑星の1つとして学校で教わったんだけど、今は違うようで。
昔に教わった筆者からすると、
太陽系は「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」やろがい!!
と思ってしまうわけだが。
今現在では冥王星は惑星じゃなくて準惑星として分類されてしまっている。
「〜土・天・海」で終わったら何か歯切れ悪いやんか。
そもそも惑星と準惑星って何が違うねんと。
ってことで、惑星と準惑星の定義と違いについて解説しよう。
惑星と準惑星の違い
惑星と準惑星…。
まあ惑星は何となくイメージでわかるけど、「準」惑星て。
「惑星っぽいもの」的な位置付けである。
なので、この両者は似て非なるもの、っていうかほとんど一緒なのである。
一応2006年に初めて惑星と準惑星の定義が定められたわけだけど、それ以前は定義が無かったんだから一緒だったと。
じゃあそれぞれの定義について見てみよう。
惑星の定義
まずは惑星から。
そもそも2006年まで定義が無かったっていうのがいかがなものか。
こんな国際的に認知されてる「惑星」っていう言葉の定義が無いて。
で、国際天文学連合が定めた定義によると、
惑星とは
1.太陽のまわりの軌道上にある。
2.十分な質量を持ち、球形をしている。
3.その軌道近くの他の天体を掃き散らしていて(衛生は除く)、それ単体である。
すでに若干曖昧な表現が含まれているが、そういうことらしい。
この結果、9惑星から冥王星が外されて8惑星になったと。
この惑星の中でもさらに分類があって、地球みたく岩石でできた惑星を「地球型惑星」、木星みたくガスでできた惑星を「木星型惑星」と呼んでいる。
地球型惑星は水星・金星・地球・火星の4つ。
木星型惑星は木星・土星・天王星・海王星の4つ。(天と海は正確には氷惑星)
ちなみに「小惑星」は惑星に含まれない。
準惑星の定義
じゃあ準惑星は?と。
国際天文学連合曰く、
準惑星とは、
1.太陽のまわりの軌道上にある。
2.十分な質量を持ち、球形をしている。
3.その軌道の近くに他の天体が存在する。
であると。
要するに、3番以外は同じ。
太陽のまわりを回ってて、球の形をしてればよいと。
で、この両定義を見て気になることは無いだろうか?
そう、この定義は太陽系にしか当てはまらないのである。
太陽系の外には二重惑星とか連星といった、恒星とか惑星といった定義ができない星があるのだ。
太陽系外のことなんて知るか、と。
その他の準惑星
じゃあ冥王星以外にも準惑星があるのか?
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