2016/04/12
どうも。
太陽系最大の惑星、木星。
あの茶色いうねうねした模様が特徴の巨大な星だ。
木星ってどんな星だ?
あのうねうねは何だ!?
っていう疑問についてお答えしよう。
美しい巨大惑星とはどんな姿を持っているのかー!?
木星ってどんな惑星だ
地球から6億4千万kmの彼方にある木星。
60個以上もの衛星を従えた、太陽系のアニキ的存在である。
サイズ感
木星の直径は139,822kmで、実に地球の11倍の大きさを誇る。
さらに体積に至っては1,321倍だ。
デカすぎるぜ木星。
それでも木星は膨大なエネルギーの放出によって年間2cmずつ縮んでいるという。
時に木星は「太陽のなり損ない」と言われ、質量が80倍あれば恒星になっていたとも考えられている。
惜しい!…のか?
構造
木星は地球とか火星といった、岩石と金属からできた惑星とは違う。
全体がガスでできた惑星である。
なので巨大なサイズの割には軽く、重さは地球の318倍だ。
確かに体積に比べると小さい。
で、木星の大気の84%が水素で、ヘリウムが14%を占めている。
この大気の層は5,000kmの厚さがあって、太陽系最厚だ。
中心には岩石っぽい核があると考えられてるけど、詳細は不明。
表面
木星の表面はご存知の通り、茶色のシマシマ模様。
あれは全部雲で、アンモニアとか硫黄でできていると考えられる。
それって超くさいんじゃね!?
表面では嵐が発生していて、秒速100〜150メートルの強風が吹き荒れる。
雲の中では雷鳴が轟き、もうヤバイ。
赤道と平行して西から東、東から西と交互に風が吹いてるからシマシマに見える。
あの茶色とかオレンジの色は太陽からの紫外線が当たって反応した色。
この強風は、9.9時間で1周という速い自転速度も関係している。
んで特徴的なのが「大赤斑(だいせきはん)」っていうアレ。
<出典:ja.wikipedia.org>
アレは台風みたいなもんで、木星が発見されて以来ずっと存在する終わらない嵐である。
反時計回りに渦を巻いていて、微妙に形を変えながらも木星が存在する限り消える事はないと言われる。
大赤斑の幅は最大4万kmもあり、地球が2、3個すっぽり収まるサイズ。
そんなバカでかい台風がどうやって存在し続けてるのか、最大の謎である。
ちなみに表面温度はマイナス140℃と、とっても寒い。
磁場
木星は強力な磁場を持っていて、地球の14倍の強さだ。
その強力な磁場の影響で、木星の北極と南極では常にオーロラが発生している。
そのエネルギーは地球の1,000倍に相当する。
木星に行ったらオーロラ見放題である。
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コメント
とても面白く、かつ分かりやすい内容で調べ学習に助かりました。
本の内容と合わせて参考にさせていただこうと思います。ありがとうございました。
by エミリー 2016年7月23日 9:36 PM
エミリーさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
参考にしてもらって幸いでございます。
by soyat 2016年7月23日 9:48 PM