2016/04/12
どうも。
近い将来、人類が移住することになるかもしれない惑星、火星。
地球との距離は約7,800万キロだ。
この距離を移動しようと思ったら…
徒歩で1,000年、車で30年、音速のジェット機5年かかる。
そして宇宙船ですら5〜6ヶ月だ。
えらいこっちゃで。
それがだ。
なんとたったの3日で火星に到着できるという夢の超高速航法が実現できるかもしれんというのだ。
マジで!?
どーなってんの!?
光速の壁が見えた…!?
地球から火星までの距離を人類が移動しようと思ったら、どんなに急いでも5ヶ月は必要になる。
火星からSOSしても助けが来るまで5ヶ月だ。
とっくに仏になっとるw
それがだ、最先端の科学技術を使うことで3日で火星に到達できるだけのスピードが得られるというではないか。
何やねんソレ。
その名は「光子推進」またの名を「レーザー推進」と呼ぶ。
だから何やねんソレ。
説明しよう!!
光は質量が無いにも関わらず、エネルギーを持っている。
そしてそのエネルギーは物体に反射した際、運動エネルギーとして推進力に変換されるのだ。
この性質を利用して、宇宙船に大出力のレーザーを照射。
レーザーが反射した際に、宇宙船は膨大な推進力を得ることになる。
どーゆーことかというと、アレだ。
ビリヤードをイメージするんだ。
自球の白い球を他の球にぶつけることで他の球は推進力を得て転がってくよね。
白い球を光、他の球を宇宙船と思えばいい。
光が宇宙船をコツーンと当たることで、宇宙船は推進力を得て超加速するってことよ。
どーだ、超わかりやすいやんけ!
一応、「重量100キロの無人宇宙船」ていう条件でなら、
そのスピードは何と光速の30%に値するという。
なんでも機体が薄ければ薄いほどスピードが出るらしい。
有人宇宙船だとしても火星まで1ヶ月で行けるようになるんで、現在よりも5倍の速度が出せることになる。
それってどうなの、ヤムチャより速いのかなぁ?
この技術を使えば、宇宙船そのものに積む燃料が少なくなるし、重量とか費用も抑えることができるようになってとってもコスパも高くなるのだ。
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