2016/04/12
どうも。
地球から遠く遠く、青白く光る惑星、天王星。
太陽系惑星の外から2番目の惑星は一体どんな星なのか。
太陽からも遠いし、そらあさぞ寒かろう。
青白いし。
まあおそらく普段、天王星のことを気にかける人もあんまりいないと思うけどこの際だ、天王星について知っておくのも良いジャマイカ。
てことで遠慮せずどうぞ。
さあ!さあ!
天王星ってどんな惑星
その青白い惑星は木星・土星に続き、太陽系惑星で3番目に大きな星である。
直径は地球の4倍におよぶ。
天王星がどんな星か?
その最大の特徴はその傾きである。
昼と夜が42年で入れ替わる!?
地球はご存知の通り、地軸が23.5℃ほど傾いた状態で自転している。
そのおかげで四季があるわけだ。
天王星だと、その傾きが何と98℃。
ほぼ横倒しなのである。
<出典:sockerbon.blog.so-net.ne.jp>
なので北極とか南極は長期間太陽の光が当たり続けることになる。
天王星は太陽を1周するのに84年かかる。
その結果、極では昼が42年間、夜が42年間という途方も無い1日(?)になるのだ。
しかしまた何でそんなに天王星は傾いてるのか?
まだハッキリしたことは分かってないけど、どうも地球サイズの天体の衝突が原因ではないかと。
それも1回の衝突でそこまで傾かないだろうから、2回はやらかしてると。
Bakoooooooooon!!
大気
天王星は木星とか土星と同じく、ガスでできた惑星である。
大気は水素とヘリウム、メタンでできており、このメタンが太陽光の赤い光を吸収して青白く見えている。
<出典:blog.kids-earth.com>
内部には水とアンモニアとメタンを含んだ氷の層があって、さらにその中心部には氷と岩石でできた核があると考えられている。
木星とか土星にはこんな氷の層は無いんで、木星型惑星とは区別されて天王星型惑星に分類されるようになった。
他にも木星型惑星の表面は嵐が吹き荒れてるけど、この天王星は基本的には非常に穏やかな気候である。
ただし、時には巨大な雲が出現したり、秒速800kmを超える強風が吹き荒れたりと気まぐれな天気を見せることがあって、地軸の傾きによる季節の変化なんちゃうかと。
太陽からかなり距離があるんで、ほとんど熱も光も届かない。
なので天王星の気温はマイナス200℃を下回る。
昼の42年間と夜の42年間の気温差もたったの2℃しかないという。
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