2016/04/12
どうも。
2015年に話題になった日本の補給船「こうのとり」がドッキングした国際宇宙ステーション。
正式名称はInternational Space Station、通称ISSである。
よく聞く名前でありながらも、我々一般ピープルには正直あまり関係がない施設なんで、国際宇宙ステーションが一体どんな施設で、そこで何をやってるかはよくわからんと。
なのであそこで一体何が行われているのかを調べてみましたよ。
国際宇宙ステーション(ISS)とは?
国際宇宙ステーションは、アメリカ・ロシア・カナダ・日本・イギリスなど計15ヶ国が協力して開発、運用している研究施設だ。
わざわざ宇宙でヤツらは何の研究をしてるのか?
設備・施設は?
国際宇宙ステーションは全長108メートル、幅73メートル、重量419トンもある巨大な施設だ。
こんな施設が上空350kmあたりを、秒速8km(時速28000km以上)のスピードで飛行している。
地球を90分で1周しとるww
国際宇宙ステーションは複数のパーツを繋ぎあわせていて、各部品をシャトルとかロケットで打ち上げて組み立てられた。
主なパーツは
・背骨にあたる「トラス」
・実験用モジュール
・居住モジュール
に分けられる。
<トラス>
トラスってのは、国際宇宙ステーションの背骨にあたる重要なパーツ。
ここには「太陽電池パドル」っていう電力発電システムに、排熱システム、姿勢制御システム、通信機器などが設置されている。
この発電システムでは、110kWの電力を発電可能。
一般家庭の40軒分の電力を生み出すことができるのだ。
<モジュール>
ここは地球と同じ1気圧の空気で満たされた空間で、いろんな実験をしたり、生活したりするスペースである。
温度・湿度も快適。
日本の「きぼう」もそのうちの1つだ。
<出典:ja.wikipedia.org>
現在、5個の実験用モジュールと1個の居住用モジュールとに分かれてて、それが1列に並んで結合されている。
国際宇宙ステーションには常時6人が滞在可能だ。
この他にも、酸素とか二酸化炭素濃度を調節・水を生成する生命維持装置とか、話題のロボットアームなんかも装備されてる。
実はこの国際宇宙ステーション、毎月2.5kmずつ自由落下して高度が下がっている。そのまま下がり続けたら墜落しちまうんで、時々ブーストを吹かして高度を上げてやる必要があるのだ。
こう、装備してるブースターを吹かしたり、ロケットに引っ張り上げてもらったりしてやな…。
ちなみに地上からも観測できるよ!(すっごい小さい光が動いてる…)
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