2016/04/12
どうも。
1986年1月28日、スペースシャトル「チャレンジャー号」が突然爆発し、乗組員だった宇宙飛行士7名が犠牲になるというトンでもない事故が起きた。
当時日本はバブルまっただ中、
ディスコで踊り狂ってて覚えてない人もいるだろう。
<出典:middle-edge.jp>
うっひょおおおおおおおお(*´д`*)ハァハァ
天下のNASAが起こした事故の原因は何だったのか?
なぜそんな事故が起きてしまったのか?
当時の事故を振り返ってみよう。
打ち上げから73秒後、大爆発!?
まずは爆発の瞬間の映像をご覧いただこう。
( ゚Д゚)
打ち上げから順調に飛行してたように見えたけど、突然の大爆発。
映画か何かを見てるようであるが、実際の映像である。
シャトルに搭乗してた7名の宇宙飛行士は全員死亡。
記録によると、爆発直後は生存者がいたことがわかっている。
でもシャトルには緊急脱出装置が無いんで、そのまま海に墜落したときの衝撃で生存者も死んでしまったようだ。
で、爆発したように見えるけど、実はコレ「空中分解」。
爆発っぽいのは、分解後の燃料に引火したせい。
もしホントに爆発してたら、シャトルは粉々になって全員即死してたハズだと。
結局この事故によってスペースシャトル計画は32ヶ月間の中断を余儀なくされる。
そりゃそうだね。
アメリカ国内だけじゃくて、世界中に向けて発信されてたプロジェクトだしね。
NASAとしてはエライ醜態を晒してしまったわけである。
NASA「(´・ω・`)ショボーン」
原因は!?
この事故の原因は何だったのか?
スペースシャトルは打ち上げ時、2つの巨大な「固体燃料補助ロケット(SRB)」にくっついて打ち上げられる。
あの白っぽいロケットみたいなヤツね。
その右側のSRBの密閉用「Oリング」が破損していたため、そこから燃料が漏れて大爆発を起こしたのだ。
Oリングってのはアレね、密閉するための輪ゴムみたいな輪っかのこと。
なんでOリングが破損したのかというと、打ち上げ当時は季節的に冬。
気温はかなり下がる。
さらに寒波まで来てて、打ち上げの前日は気温が相当低かったようで、発射台には大量のつららができるほどだったと。
SRBは4℃を下回ると安全性が担保できないとされてて、
完全にアウトだったのである。
その低温によってOリングは破損していて、この大惨事を引き起こしてしまったのだ。
次ページ、危険はみんな知ってた!?