2016/04/12
太陽風
コロナの中でガスの圧力が高くなって、太陽の引力で引き止められなくなったときにガスが放出される現象。
ガスには電気を帯びた粒子(プラズマ)が含まれていて、地球の磁場にも影響を与える。
寒い地方で見れるオーロラはこの太陽風が吹きつけたときに発生する。
生で見てみたいなぁ。
ちなみに太陽風には太陽内部のヘリウムも含まれていて、大気が無い月の表面に積もってる。これは核融合の燃料になるんで、各国が月開発をこぞってやろうとしている。
おまいら、何に使う気だ…。
将来…
で、この太陽はいつまで燃え続けるんやろうか?
太陽が誕生して46億年がたっていて、今のままエネルギーを放出し続けると
あと50億〜60億年くらいで中心核の水素を使い果たして燃料切れになると言われている。
そのころになると太陽は膨張を初めて、赤色巨星と呼ばれる段階になる。
膨張した太陽は水星と金星を飲み込んでしまう。
そして80億年後くらいには現在の800倍もの大きさまで膨らむ。
その頃には地球はきれいさっぱり飲み込まれてるか、それとも太陽の引力が弱まるせいで遠くまで移動してるかのどっちからしい…。
その後はガスを放出し続けて収縮していき、温度もどんどん冷めていく。
やがて白色矮星と呼ばれる段階になって、地球と同じくらいのサイズにまで縮こまる。
そして後はただ冷えていくだけという、線香花火みたいな最後を迎えることになる。
はい、というのが太陽でした。
なかなかに波乱万丈な(?)一生を送る太陽。
その最後を看取ってやることはできんけど、ぜひとも最後は大爆発で締めくくってほしかった。