2016/04/12
どうも。
地球から38万kmの距離にある衛星、月。
地球以外で我々人類が唯一到達したことがある天体である。
生活でも馴染みの深い月だけど、月の内部とか表面とか、構造のことについてはあんまり知る機会がない。
写真とか映像でチラッと見るくらいだし。
てことで、お隣さんの天体がどんなもんかを調べてみたさ〜。
月の構造
月はそもそも、一体何でできてるのか?
なんかこう、映像とかを見てると足跡とかタイヤの跡がついたりしてるところを見ると砂っぽいもので覆われてる感じがするけどねぇ。
内部
とりあえず内部から。
月は地球と同じように、岩石と金属でできている。
月の内部は深さによって液体っぽい場所と固体の場所とがある。
その液体っぽいトコと固体のトコの境目ではよく地震が発生しているそうだ。
地球みたいにマントルは存在しないけど、25億年前までは火山活動が起きていた。
マントル以外にも、地球にある液体金属の核が存在しないんで磁場も無い。
でもこっちも40億年前までは溶けた鉄が磁場を作っていたのである。
要するに、現在では地球みたいな内部の活動が地震以外は無くて、地質的には「死んだ星」と言える。
表面
じゃあ次は表面。
空にある月を見ると、まだらに黒っぽくなってる部分があるのがわかる。
あれは「海」と呼ばれる部分で、隕石が衝突して溶岩が流れた跡である。
大気の方は、ほぼ真空状態に近い。
なので太陽からの光がモロに影響する。
昼は110℃、夜はマイナス170℃と変動が大きく、紫外線とかも直接降り注ぐんで宇宙服無しじゃあ生活できない。
大気が無いから隕石とかが衝突し放題なわけで、クレーターだらけのボッコボコ。
その地面は「レゴリス」っいう砂で覆われている。
このレゴリスは宇宙から降り注いだチリとか隕石の破片で、鉄とか岩、ガラスを含んでいてめっちゃ細かい。
なのでアポロ計画の時はレゴリスが電気を帯びて宇宙服にまとわりつき、精密機器の故障の原因となったりもした。
でもこのレゴリス、酸素と水素が混じってるんで、水を作ったり酸素を作ったりと、ライフラインを司る役割も持ってるのである。
重力は地球の3分の1くらいで、ふよんふよん。
アームストロング船長が月でジャンプしてる映像で見た通りよ。
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