2016/04/12
どうも。
空に見える、光る尾を引いた流れ星。
あれは彗星なのか?流星なのか?
なんか最近は火球なんて言葉も聞いたりするけど。。
一体どれが正しいねん!
気になって夜もぐっすり眠れたんで、彗星と流星の違いを調べてみましたよ。
そーいえば「ペガサス彗星拳」と「ペガサス流星拳」、彗星拳のが強かったなぁ…。
<出典xn--ch-hb4asdqa9qgj2hvg7b4b4nb24ay267cm0ub4ld869gunkli7b640g.com>
彗星と流星の違いとは
彗星と流星、似てるけど何か違う?
でも何が違うかよーわからんちん。
確かに地球から撮影したこの両者はあんまり違いがわからん。
でもそこには明確な違いがあったのである。
説明しよう!
彗星とは、宇宙空間で光る尾を引いた天体のことである。
そして流星とは、地球の大気圏内で尾を引いて光る隕石のことである。
なのでこの2つが光る原因も違うし、光る場所も違うのだ。
じゃあそれぞれについて、もう少し詳しく見ていこう。
彗星
日本では「ほうき星」なんて呼ばれたりするやつのこと。
彗星の正体は「太陽系を回る天体」である。
惑星とは区別されて、どっちかというと小惑星と同じ。
彗星本体は氷とかチリでできていて、それ自体は光ってない。
それが太陽に近づいた時に熱で蒸発し始める。
すると溶けた氷とかチリは気体になって本体の回りを覆う(「コマ」と呼ぶ)。
そして太陽から放たれる太陽風によって尾ができて、光るのだ。
尾にはチリとか金属でできた白っぽい光と、ガスでできた青っぽい光がある。
この尾は太陽からの放射で発生するんで、太陽とは反対向きに伸びることになる。
こう、尾があるとその逆が進行方向に思うけど、彗星の場合は太陽と逆方向に尾が伸びるだけで、進行方向とは関係ナシ。
なので進行方向に尾が伸びることもあり得る。
なんか変。
彗星本体の大きさは1〜10kmくらいが平均的なサイズ。
対して尾は非常に長くて、太陽よりもでかくなったりすることもある。
観測史上最長の彗星(百武彗星)は5億7000万kmっていう謎の長さになった。
流星
いわゆる流れ星。
一瞬だけぴかっと光ってすぐになくなっちゃうアレだ。
流星の正体は、地球の大気圏に突入したチリとか小石くらいのちっちゃな天体。
それが秒速数十kmのスピードで大気とぶつかることで、ガスが発光する仕組み。
大気との摩擦熱で燃えて光ってるわけじゃないからね、誤解しないでね!
流星は上空100kmくらいの高さから光はじめて、50kmくらいのところで燃え尽きて消滅する。
その間約1秒。
願い事なんか祈ってる時間があるわけない。
完全な無茶振りである。
たまにデカイかたまりが突入すると、全部燃え尽きずに地面まで降ってくることがあるけど、あれが隕石ってやつだ。
光る尾は必ず進行方向とは逆方向に伸びる。
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