2016/04/12
火星に地球と同じように文明を築くには、最低でも100万人の移住が必要と言われている。
一回あたりに移送できる人数は100人くらいが限度らしく、100万人を移住させようと思ったら1万回も宇宙船を飛ばさないとといけない。
それだけじゃない。
人以外にも、いろんな物資も当然移送しないといけない。
物資の移動にはさらに10万回の移送が必要になると。
それを毎回毎回、使い捨てロケットを使ってたらカネがいくらあっても足らんわけだ。
そこでイーロン・マスクが開発した逆噴射ロケットを使えば、移送コストがかなり抑えられる。
イーロン・マスクはロケット開発以外にも、太陽光発電とか電気自動車事業にも力を入れている。
これらも単なる思いつきじゃなくて、全てはコスト削減のための布石。
なんという抜け目のない男よ!
で、実際どうなの。
それで結局のところ、火星移住は可能なのか?
イーロン・マスク曰く、
「2026年までにはスペースXが作った宇宙船で火星に行くことが可能になる」
とのこと。
仮に火星に到着できたとして、その後も課題は山盛りである。
食料・水・酸素はどうするのか?
放射線の影響は?
低重力で大丈夫?
そもそも人間の肉体や精神は火星の環境に耐えられるのか?
「行く」ことはできても、「住む」ことができなかったら移住できないからね。
てゆうことで、まだまだ現実味が出てくるまでには時間がかかりそうかなぁ。
はい、以上でした。
かなり突飛なトコロもあるかもしれんけど、やっぱり世界を動かすのはこーゆーゴリゴリのチャレンジ精神と行動力と野望を持った人間なんだろうね。
ぜひがんばっていただきたい。